もともとお菓子の製造には興味が
あったのですか?
お菓子作りはおもしろそう。
そんな直感を信じた20数年前
特に就きたい職業がなく、前職は販売職でした。働くうちに、自分は直接人と接するより、裏方として何かを作る方が向いていると感じ、転職を決意。食品関係に興味を持ったのですが、そのなかでも「お菓子」はおもしろそうだなあとふと思ったんです。
製造部
1996年 入社
鈴木 正樹さん
「職人とは言えないけれど」と謙遜気味の鈴木さん。とはいえ、季節や生地の状態によって機械を微調整するその技は、間違いなく“職人”です。
特に就きたい職業がなく、前職は販売職でした。働くうちに、自分は直接人と接するより、裏方として何かを作る方が向いていると感じ、転職を決意。食品関係に興味を持ったのですが、そのなかでも「お菓子」はおもしろそうだなあとふと思ったんです。
20年以上前ですので、今とは違うところが多いですね。工場内はオーブンや蒸し器などがあり、室温がとても高くなるのが悩みでした。それも、2019年6月に本格稼働を始めた新工場の完成により改善。とても働きやすくなりました。当然ラインも増えるので、生産性もアップします。これからも気になる点は改善を進め、働きやすい環境づくりをしていくのも、主任としての仕事だと思っています。
私たちのお菓子作りは、昔ながらの職人さんから見れば足元にも及ばないかもしれません。
でも、安定して良い商品を送り出すべく、天候や気温、生地を触ったときの感覚などで機械を調整したり、オーブンの温度調節をしたりしています。機械を使ってはいますが、ボタンをポン! と押せば終わり、という簡単作業だけではないのです。
そうやって自分が手がけたものが、目の前で完成することが一番のやりがいと言えます。それがそのままお客さまの手に渡る……。直接お客さまと接することはなくても、つながりを感じることができるからです。
お菓子を買うときって、うれしい気持ちになりますよね。イヤイヤお菓子を買う人はいないと言いきれると思います。ですから、それを作る私たちもやはり楽しく作らないと、と。イヤイヤ作ったお菓子じゃお客さまに対して失礼ですよね。
そのためにも、もっともっとみんなが働きやすい環境にしていくことが重要。そして、若手の育成もがんばります!
商品企画は開発担当の仕事ですが、現場で微調整することも多々。
新商品の開発は本当に大変ですが、その分やりがいもあり楽しい仕事です。